2009年5月19日火曜日



日記(詳細)










吉やチルー&恩納ナビー 琉球女流歌人双璧の対比を考察する。 >>その2

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悠久の時の流れは過ぎた過去の欠落した部分を少ない資料を紐解いて断片的に繋ぎ紬いで合せてゆく、当時の文化や風俗や世俗的な風評のおよそ考え付く物証を縦糸にして横糸には欠落している作者の作品の背景を繕う。時には編者やその作者の特異な愛好家たちの思い入れが作者の人間的な布として織り上げられてきた。その模様には編纂される時代の一方的な時代背景まで事細かに描かれてどれが真実でそれが事実なのか後世の者達が推理検証できないほどに必要のない神話が挿入されたりする。もはやそうなった記録は単に伝説や神話としての価値だけが一人歩きしてゆく。当事者にすれば大層な迷惑であろう。


しかし中には趣向家や専門的な学者の方々が地道に努力を重ね検証に検証を重ねて新説や仮説を持ち出す事も多い。どんな場合であってもそれなりに興味を持って語られたりするが事実の物的検証を欠くものには世評も冷淡な眼を向けて冷ややかだ。それだけならいざ知らず全く取り合わなかったりする。

フィクションとして小説に書いた場合は構成が奇抜で事実が真実に近いほど読者の興味は募る。さらに時代背景がその作品のストーリー性にマッチしていたりすると特別に大うけとなって作者や出版社側の思惑を良いほうに外し巷の大評判を得たりする。その本の登場人物や時代考証に少なからずこれは?と思うような部分があっても見逃されて決して問われることなく受け入れられてしまう。

ようはその時代のニーズを掴んで入れば大衆受けの資格は成立してしまうものだ。だが無名な人物や無名な歴史的遺功偉業にテーマを配して思い入れ深く書いてもおおよその評価は期待出来ないのは明白である。もはや無駄な努力と言われてかた無しであることを承知で取り組まなければならない。要するにそれだけ自分の思い入れを作品にして残すと言う事は大きな犠牲と大きな決意が必要になってくる。


私はそれらのことを踏まえても今、琉球歌人として名を刻んだ中世の女流歌人の双璧と言われている「吉やチルー(ツル)」と「恩納ナビー(ナベ)」に取り組んでみる決意をした。少年期に二人の名を知り縁となって私の創作意欲の炎が微かに点り始めてきた。。両者共に甲乙つけがたく吉やと恩納、チルーとナビーのどちらを選択するべきかこれまで決めかけていた。ふたりの語り継がれてきた人物像、生活観、作風の違いなどが相反して対照的なふたりが同時代の同地域出身であることはさらに選択を困難にする。

どうせだから両者共に書けばよいではあるが、相手が歴史的な才媛であることへの遠慮が私を躊躇させる。私はこれまでの人生経験で才女才媛に接していただいた事はなかった。どちらかといえば苦手であったしまた片方が受けて片方が受けない時にはどちらかに仇を成すような気がして引ける。どちらかの主人公の恨みを生涯背中に浴びて歩むことになりそうで嫌だ。昔捨てた女にストーカーのように付きまとわれる恐怖感を感じてしまう。といっても私の場合はそんな浮いた話しのひとつもこれまでになかったのたが。気の小さな私は執拗に怖気て絶対にその域には侵入したくはない。だからテーマは私の若い時からの抱懐の策だが創作意欲を発露させるにいたらなかった。

しかし再び琉歌を読み返していると吉やチルーの余りに憐れで余りに悲しい短い生涯の嗚咽が私の耳をことさらに奪う。悲惨で埋め尽くされたチルーのその足跡を思うにつけ早くかたをつけねばと気がせいていた。そんな理由で私が愛する多くの歌人のひとりのもっとも悲哀な人生を語り伝えている吉やチルーを現代に再び蘇っていただいて、チルーが果たせなかった淡く切ない恋情を昇華させてあげたいと思っている。

ということで当分は吉やチルーとの私の恋の格闘がはじまる。これは想像すだけでも相当に大掛りな波乱と熾烈を含んでいるので私の人生経験で培った生き様をそのままに表現しただけでは収まらないであろう。私などのこれまで半世紀以上を生きてきた紆余曲折の人生をもってしてもチルーの憐れの一抹さえ握り得ない者ではあるが、だが私はこれを書くため今此処に生きているのだと決意してこの「吉やチルー」を書き進めてゆきたい。

ページの次数制限があって断腸の思いで此処で閉じる。
この後談はHPにて公開するのでご期待してください

















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2009年05月01日 06時28分 








日記(詳細)










琉球王国 琉歌の旅巡り

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今度新作の計画始動開始のサイトの序文です!

琉球王国 琉歌の旅巡り
琉球の歴史に耀かしくなを刻む文人は多い。その女流歌人の双璧と言われる恩納ナビー、吉屋チルー、そして漢詩の世界で時の文人達にこの人在りと名を馳せた程順則。その順則のライバル蔡温。現代ではあの「丘の一本松」の上原直彦氏。
 取り上げるときりがないほど琉球は詩人の宝庫でもある。その琉球の抒情の詩を連載する。是非このページをお気に入りに加えて愛読し琉球国の密なる人間愛のほとばしりを感受していただきたい。


乞うご期待!

















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2009年04月30日 05時56分







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師を仰ぎ・・・思う

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華にすがる蜂が
とてもかわいっくって・・・

ちょっぴり・・・せ・つ・な・い・・・。

milk苺様のように
きれいな花が

写りたっくて
がんばっていますが

PCへ取り込んでみると
一目瞭然!

段違い明白!

でした。

崋山仁愛












2009年04月24日 19時42分






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愛するまーやへ

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君の輝き
君のなつかしい声

君の好きだった色
君のはにかんだ あの笑顔

君の微笑みのあのえくぼ
君のふっくらとしたあの腰

君のあの豊かな黒髪
君のあの真っ白い歯

そして君のまぶしい瞳
君の事を

思い出しても
たったこれしか

思い出せなっくて
もっと書きたいと

記憶を辿り辿り
でもこれ以上の

君は僕の胸の中には
いなかった


せつなくって
すまなっくって

ただ時の長さだけが
貴重な過去を

物語ってくれる

この長いときが
きっときっと

君の事を
十二分

苦しめ続けていたのだろう
いや、時ではなくって

僕の思いやりの無い
浅はかな たわけ心

君の事を大好きだったあの頃
僕は毎日君しか見えていなかったのに

何故僕は 
正直に生きられなかったのだろう

時の長い記憶を辿るまでも無く
僕の心は偽りを演じている

今の今でも
正直に

君を愛して
君を抱きたいと

想っているのに
ドアを駆け抜ける

勇気が無い
気に逢わせる

顔が無い
君に愛される

自信が無い
君が僕を・・・

もう書くことが
できない。

泪が溢れて
零れ落ちる

咽ぶ想いが
縋りたい思いが

ひとつ 大きな
ため息で

消えずに膨らむ


崋山仁愛












2009年04月24日 12時29分







日記(詳細)ま~や初お目見え!!!










みつばちまーやさんへの伝言 「昔日偲ぶ想い遥か・・・」

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みつばちまーやさんへの伝言
崋山仁愛さん 2009年04月23日 23時35分

切なさだけの
募る思いを

抱いて眠る
いとしい君・・・。

つらく悲しい
思いだけなら

もう恋は
恋といえない

悪魔に魂を
売り渡しても

思い余る・・・。
君への慕情

ただ昔の過ぎ去った事
赦されるなら

只一言・・・
逢いたい!

逢って君を
もう一度

思い切り抱きしめて
ごめん・・・!

と言いたい・・・

崋山仁愛
崋山仁愛さん [削除] 2009年04月23日 23時00分

みつばちまーや様

ご訪問ありがとうございます。

今から貴方様の大切な
日記を覗き見させていただこうと思います。

失礼します。

崋山仁愛












2009年04月23日 23時56分 




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「ありがた山に一句

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ありがた山猫

コメント

「ありがた山に一句

ありがた山

誰ぞ見しらぬ

山桜

ひとりながめて

零す 散るはな

崋山仁愛












2009年04月23日 04時26分 [ 閲覧数 8 ]










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かぜ様HPにおじゃまして・・・。

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はなのいのち

ひとのいのち

生きとし生けるもの

すべてのいのち

輝きに満ちて

溢れている

情を綴る

想い文

誰に宛てよ

我に宛てよ

末にただ

一語

ありがとうを

綴ろう

崋山仁愛












2009年04月22日 02時00分 [ 閲覧数 10 ]









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ひでまろ様へ御回答。

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「堅香子」かたくりのことへの
質問に縁を感じて

ひでまろ様御作品の数々に
巡り周り拝見させていただきました。

究めて洗練されたお手並みに
感嘆を重ねています。

漢詩的に
万重なる嘆息尽く。

と言ったところです。

本題の片栗の件
当地沖縄では

如何様か返答の
無きに在らねば

如きです!

取敢えず
在所の周辺では

確認したことがありません。
でも?


"シ-ミーバナ(清明祭に墓前飾る)"と呼ばれる
紅蓮なる巨百合「アマリリス」が

あります。(拙者のプロフィールの写真)


またおいでくださいませ。

崋山仁愛












2009年04月22日 01時19分 [ 閲覧数 3 ]













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milk苺様の「三日月と木星、金星大接近・・・」を鑑賞して

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嵐山
山際薄く 茜染め
みっか月
蒼い闇空に
白雅を尽くす

崋山仁愛

残念ながら

お写真は

この歌の1万倍

素晴らしかったです。

木星金星もくっきりと写っておりましたが

私の才ではここまで詠むのが精いっぱい!

限界でした。
 ↑
"眼科医"に行きたい気持ちがしました。

恥ずかしさのあまり

自分でさらに

堕ちてみました。

ちなみに万葉歌風にして

すべてが表現できないので

最後を漢詩風にして

逃げています。

後から考えると

***************
嵐山
山際おぼろに
茜さし
蒼い闇空に
白雅を織る

***************
の方がいいかなとか

考えたりしていました。

どっちも大差なく

駄作ではありますが;;;;;;;。












2009年04月17日 01時55分







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京あっこさんの写真「嵐山の夕景」 に一句言上つかまつり候哉

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京あっこさんの写真「嵐山の夕景」

嵐山 昔日(せきじつ)のままの 偲びくる

櫻花()ろうかの彩(いろ)の 今にかわらじ

一句言上(最後の結びの句は”かわらじ” かわのながれ昔日をかけています。)

崋山仁愛












2009年04月14日 09時59分

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