2009年5月19日火曜日



日記(詳細)





崋山の名のいわれについて

もうあしび様への返信

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崋山の名は漢詩がもたらした中国道教の総本山のある風光明媚な山岳の名前(中国五山のひとつ)を若いときから意味も無く心に秘めていて一人娘の名前に崋山の崋を華にかえて名づけたほど私にとっては愛着の深い名です。
 それに渡辺崋山の知識を与えてくれたのが私くしの母(逝去)で母は自慢になりますが渡辺崋山のことを良く存じていてその精神的な心根をお前も見習うようにと良く私に言っておりました。渡辺崋山の文献等に接した時期が血気盛んな思春期であった為にその当時は思想的な影響を受けずまた書画の類にも全く興味を覚えませんでした。すでにその頃私は沖縄病熱の上がり初めにあって私の机の書架は学校から持ち出した琉球文献で溢れていました。
 存外えてして子は親に反抗的であります。私もご多分に漏れず。その一人でした。しかし母と2001年に永久の別れとなった折にあらためて渡辺崋山のことに思い入れが及ぶようになって今に至っております。渡辺崋山の信奉者のかたがたにすればご迷惑千万なことであろうと十分熟知しています。が渡辺崋山の生き様は儒教の根幹を支持するもであり私の思いと共鳴する部分が多いです。ちなみに『渡辺崋山 優しい旅びと』 芳賀徹著などもありますので是非ご一読ください。

 といっても私は大それた聖人君子に非ずでして悲しいかな一俗世の凡人の域の最下層で謳歌しています。私の作品は客観的にさらに贔屓目に見てさえも稚拙の域を出ません。それが私のもてる全てだと痛切しています。悩みと言えなくも在りませんが。悩んで解決に導くことも出ないので作風といってはばかって自分の無能を誤魔化しています。
 誤魔化しの術を極めようかな?などと道のそれた考え方に行き着きそうな年になりました。

こんごもよろしくお願いいたします。

於大の方 様の在所のお隣と言うのは知多半島の付け根。崋山翁の田原藩のことですね。
崋山神社へ行く機会がありましたら私のことなども一言付け足してくだされば感極まります。できれば翁が助力くださるように懇願していただくと殊更にありがたいです。

余談ですが知多半島を東西に引き伸ばすとそのまま沖縄島になります。いちどためしてみてください。またお訪ねください。
崋山仁愛













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2009年05月07日 05時27分 [ 閲覧数 5 ]










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